マルイチの強み

STRENGTH

マルイチの強み03

先見の明を持って新技術を導入、38年間のノウハウを蓄積。
西日本初となる職業訓練校を開校、次世代の人材育成に注力。

取締役 住宅ビケ事業部長

高木克明

住宅ビケ事業部の業務内容と他社にない強みを教えて下さい。

住宅ビケ事業部では、いわゆる一般戸建住宅やアパート、中低層建築物の工事用仮設足場の施工に関する業務を行っています。チームとしては、日々施工技術の向上に励む技能職と足場工、笑顔と元気が一番の営業職、妥協を許さない工事管理の工務職、事務全般の正確さがモットーの業務職、安全な機材提供の要を担う機材管理職と、5職種の人材で構成しています。事業展開は姫路本社を中心に阪神から東広島、山陰エリアと幅広く、専門の施工人員も200人を超えています。お客様は大手住宅メーカーはもちろん、地域に根差した地元住宅会社、塗装工事業者など。多様なニーズに的確に対応できるノウハウを、38年の実績により蓄積しています。1年間の組立実績は17,000棟を誇り、ここまでの事業規模は全国的にも珍しいと思います。
2012年には社内に西日本で初となる兵庫県知事認定の職業訓練校を開校。「仮設技能士」の育成を目的に、次世代の人材育成を他社に先駆けて開始した制度で、2023年には10周年を迎えます。これまで、認定訓練を修了した数多くの若者がプロフェッショナルとして活躍しています。


約40年前から「ビケ足場」を採用。
その経緯と導入メリットについて教えて下さい。

当社では、会社設立7年後の1985年に本事業部の前身となる「鋼製住宅足場部門」を設置。当時の住宅現場は丸太足場の施工が主流の時代でしたが、他社に先駆けて鋼製クサビ式足場「ビケ足場」を導入しました。これからの住宅産業活性化を見据えた大きな先行投資だったと聞いています。
マルイチが提供する「ビケ足場」の他社にない利点は大きく2つ。①:踏板をクサビ緊結する事で前後ずれしない上、横方向の通りと縦方向のレベルをパーフェクトに確保。この強い剛性が高所作業の安全性を担保します。

②:床階高1,900mmを確保。住宅階高に適した作業床設定ができる上、ヘルメット着用でもかがむことなく歩行が可能になり作業性が大幅に向上します。今では普通となった技術を、約40年前に未来を見据え先行投資。マルイチの住宅ビケ事業部ってすごくないですか!




今後の事業展開について教えて下さい。

確かに、新設住宅の着工戸数は少子高齢化に比例して年々減少しています。ところが、建築物は完成後も定期的な補修や新たな設備の取付工事などが発生します。外壁や屋根の修繕や再塗装、太陽光パネルの設置など、このような高所作業の際には足場工事が必須です。当社もリフォーム工事業者や塗装工事業者、電気設備工事業者といったお客様への営業展開を強化しています。実際の工事種目の施工実績を見ても、既設建物用の足場工事比率が年々増加の傾向にあります。今後も機械やデジタル機器に取って代わる分野ではないので、当社当事業部の業務が無くなることはありません。さらに営業強化を図り、業績向上を目指しています。

高木部長から見たマルイチの強み

専門施工人員200人。年間組立棟数17,000棟。住宅用ビケ足場を導入して38年。豊富な人材と確かな技術で応える。

社内に西日本初の「仮設技能士」職業訓練校を開校。将来を担う若者の育成に注力する会社である。

住宅足場のNo.1ブランドとなった「ビケ足場」を他社に先駆けて導入。ニーズに的確に対応できるノウハウを蓄積。